Monday, August 15, 2011

Big Fish


昨日、とても素晴らしい出来事があった。
その想いを書き上げたが、公にするのは止めにした。
我々に取ってとても大事なこの思い出を、まだ暫く一人でその余韻に浸っていたいのだ。それを口にしたとたん、言葉にして公にしたとたん、それはもはや私だけの想いでは無くなってしまうような気がするから。
そしてこれは又、我が息子ケンと二人に関する余りにも私的な出来事であり、二人がお互いにその想いを共有していれば良いことだとの想いに至ったからだ。
その意味でその詳しい中身については、ここでは触れない。ならば、始めから何も書くなと仰るかも知れない。だが我々に取っては大きな意味を持つ日となった昨日を、アップデイトだけはして置きたいのだ。(思わせぶりで、ゴメンね。詳しくは、『パパ、ユーアークレージィーの本が出版されたら、その最終章に『ビックフィッシュ」のタイトルで書いてあるので読んでください。)
とにかく、ケンと二人で観ることが念願だった「ビッグフィッシュ」のDVDを、ようやく昨日私の部屋で一緒に観ることが出来た。この日まで14年かかったよ。(ホンマかいな?)
この映画を見て、まだ去りがたそうなケンともう1本映画を見た。まだ居たそうにしているケンに、もう言いだろうと促すように部屋を出た。
ケンを送る車の中で、「今日のことはグレートビクトリーだと思うよ」とケンに話したら、ケンも「そうだよね」と言った。
「ママがご飯を作っているはずだから食べて行けば良いのに」というケンを振り切るかのように彼と別れた。
それだけの話。だが我々に取っては、まさに奇蹟の大きな勝利を手にした一日と成った。




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